☆尿路結石【ストラバイト】体質と付き合っていく☆
1年前にポテトさんがストラバイトと診断されて、良くなったり悪くなったりしながら
先月やっとエコー検査で膀胱の中に写るものがなくなり、今のおしっこphも割と安定しているので
この病気について思うことを書いていきます。
なかなかぴんと来ない方も多いと思いますが割と多い病気です。。
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犬のおしっこは通常弱酸性に保たれています。
ph6~6.5あたりでしょうか(ph7が中性)
食後は一時的にアルカリ性ph7.5~に傾いたりもしますが時間がたつと酸性側に戻ります。
【あまり、おしっこのphを測る方は多くないと思いますがポテトさんは食事前におしっこを
させてリトマス紙で測ります。結石になったことのあるワンちゃんのご家庭では測る習慣を
つけたほうがいいかもしれません】
水分量の不足や膀胱内に細菌が入った場合、なりやすい犬種や体質などなど
様々な原因が考えられますがおしっこがアルカリ性から戻らない場合が続くとおしっこの中の成分が
結晶になっていき、それが大きくなると結石になります。
症例としては、ポテトさんの場合
● 何度もトイレに行く
● 行ってもちょっとしか出ない
● 血が混じる
● おしっこしたペットシートがキラキラしている
このような感じでした(^^;)
治療法は療法食で治すことが多いので、石が溶けるまでは必ず獣医師さんの
指示に従ってください。
問題は、結石ができて溶けた後です。
どうしても、結石ができた子は繰り返してしまうことが多いので、ずっと療法食を使用されている
お客様もいらっしゃいます。
でも、一生療法食って、、、食事の楽しみが減っちゃうよなーって思ったり、体にとってどうなの
って思ったりしますよね。
療法食を調べてみると、内容は塩化物が多く配合されており、リンやマグネシウムなどのミネラル分は
制限されているものが多いです。
要するに塩分が多いのでのどを乾かせて、水分をとらせる、
リンや、ミネラル分は制限して結晶を作らせないようにする。
このような内容ですね。
成分表を見ているとずっと与えることに不安を覚えてきて、体にはいいわけないよなーって感じがします。
現在、ポテトさんはある程度、phの維持ができていますが
そのために何をやっているかを次回書いていきます。