☆耳毛の処置についてのお知らせ☆
プードルやマルチーズ、シュナウザーの飼い主様で耳毛を抜くということに疑問に思ったことはないですか???
僕自身学生の頃から耳毛は抜くものとして教えられていましたので疑問に思うことなく
毎日抜いていました
しかし、獣医師さんのセミナーを受けると耳毛は抜かないで【切る】ほうがよいということをよく聞くようになりました。
理由としては
● 耳毛は外部から異物、微生物、アレルゲンが外耳に侵入しないようにしているので、抜きすぎてしまうと
外耳の異物に対する防御能が低下してしまいます。(トリミング後に外耳炎になってしまう子が中にはいると
獣医師さんから聞きましたが、耳毛抜きによる弊害の可能性もあります)
● 毛を抜くという行為はワンコにとって不快感を感じさせてしまうことが多いです。
痛みでトリミングを嫌いになってしまう子もいますし、痛みでとっさにトリマーの手に口を
使ってしまう子もいますので、双方にいいことがないです
以上のことから、当店では耳毛抜きをやめて、耳毛を切る
処置に変更させていただきます。
処置の方法といたしまして
① 耳の周りの毛を静音性、安全性に優れたバリカンで剃ります
② 先端が丸みを帯びた安全性の高い耳毛切りハサミで切ります(写真のように手を挟んでもみても大丈夫です)
抜くまではキレイにできませんが、写真のようにきれいに処置することができます。
それでもきれいにされたいという方や、
獣医師さんの指示(薬を塗布するなど)の場合は抜きますのでお気軽にお伝えください
まだまだ発展途上のトリミング業界ですので、今まで常識だったことが変わっていってしまうことは
これからも確実に起こっていくと思います
【地域で1番犬のことを考え行動するサロンになる】という私たちのビジョンに向けて
これからも変化していくことは必ずありますので、
柔軟に対応していただけると幸いです